伝え方を、設計しよう。
10分プロンプトは、AIに渡す依頼や条件のこと。難しい言葉を並べるより、自分が何を欲しいのかを整理する方が役立ちます。ここで紹介する型は、AI ATLASの練習用の提案です。
まず、目的と相手を決める
同じ『説明して』でも、小学生への紹介と、詳しい人向けの比較では必要な内容が変わります。誰が、何のために読むのかを伝えましょう。『分かりやすく』だけでなく、『中学2年生が、電気の授業の前に読む』のように状況を書くと具体的になります。
完成の条件も先に決めます。『3つの案を比較して1つ選ぶ』『元の文章の意味を保って200字にする』『ボタンを押すと点数が増える』など、後で確認できる形にすると修正がしやすくなります。
材料と、変えてよい範囲を渡す
参考にしてほしい文章、使いたいデータ、変えたくない条件を渡します。分からない情報をAIに補わせる必要がなければ、『書かれていない事実は追加しない』『不明な点は質問して』と伝えます。
画像なら、主役、構図、光、色、縦横比を分けます。コードなら、実行環境、期待する動き、現在の動き、エラーを分けます。材料を整理すると、足りない情報にも自分で気づけます。
依頼の型:目的 → 対象 → 材料 → 条件 → 出力形式 → 確認したいこと。すべてを埋める必要はありません。
一度に全部直さない
出力が意図と違ったら、どこが違うかを具体的に伝えます。『もっと良く』より、『結論を最初に置く』『この人物の服は保つ』『入力が空のときにメッセージを出す』の方が、次の一手を決めやすくなります。
最初の案を残し、ひとつの条件を変えた結果を比べてみましょう。複数の条件を一度に変えると、何が改善につながったのか分からなくなります。画像や音声は生成ごとの揺れもあるため、1回の成功だけで万能なルールだと決めつけないことが大切です。
理由より先に、確かめる方法を頼む
AIの説明は、実際に正しく動いた証拠にはなりません。コードなら実行手順と想定例、データなら計算式と元の行、調査なら出典と該当箇所を求めましょう。
『答えを出す前に不足している条件を質問して』『不確かな点を分けて』『別の見方を1つ挙げて』という依頼は、検討すべきポイントを見つける練習になります。出力の長さより、判断できる材料が増えたかを評価します。
15分の実験:ぼんやり依頼を直す
- 『おすすめの自由研究を教えて』から始める。
- 使える時間、場所、道具、興味のあることを追加する。
- 『準備・手順・記録する値・難しい点』の表を依頼する。
- 危なくないか、実際に測れるか、必要な道具があるかを確認する。
自分が実行できる研究計画になったかを、自分で判断できればクリア。
理解を確かめようプロンプトは長いほどよい?考え方を見る +
必要な条件が伝わることが大切です。長くても条件が矛盾していたり、目的が曖昧だったりすると改善しません。
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